自毛植毛は500株(グラフト)で十分?理想の髪型にどのくらい近づくのか解説

2023-12-05
自毛植毛は500株(グラフト)で十分?理想の髪型にどのくらい近づくのか解説
目次

薄毛に悩む方の根本治療として日本でも定着しつつある自毛植毛。

その名の通り、自分の毛を利用した薄毛治療方法として人気が高まっていますが、そんな自毛植毛とはどんな治療法なのか、理想の髪型に近づくためにどの程度の毛を植毛すれば良いのかを徹底解説します。

自毛植毛の株(グラフト)とは?

自毛植毛とは自身の毛束を薄毛部分に移植する手術で、健康な毛包(毛髪が1~4本ほど束になっている部分)をそのまま移植することで、薄毛の部分から自発的な発毛が望めるようになる治療方法です。施術から半年程度で移植した毛が生え揃い、薄毛部分が目立たなくなります。

そんな自毛植毛では毛を1本ずつを植毛するのではなく複数の毛を包んでいる束ごと植毛します。この毛を包んでいる束のことを株(グラフト)と呼びます

1株(グラフト)は平均で大体2~2.5本程の毛を包んでおり、日本では1株(グラフト)○○円という形で価格設定されているため、自身の予算や薄毛の状態に合わせて移植株数を決めるのが基本です。

株数(グラフト数)の決め方

移植に必要な株数は、移植部の面積でおおよそ株数(グラフト数)は求めることができます。目安としてどれくらいの株数がかかるのかパターンに分けて考えてみましょう。

まず、移植部に全く髪がない”無毛部”の場合、1cm2(平方センチメートル)あたり、最大で50株(グラフト)植毛ができると言われています。

例えばM字全体と生え際を1cmだけ下に下ろすような範囲に植毛をしたい場合、移植部の面積を約40cm2(平方センチメートル)と考えると、株数は最低でも「40cm2 × 50株」で2000株が必要な計算です。

ただし、1cm2(平方センチメートル)あたり50株(グラフト)植毛できるのは、”無毛部”に限ります。

既に毛がある”有毛部”の場合、1cm2(平方センチメートル)あたり20株~30株と言われているため、先程の例で言うと、全て有毛部に植毛をする場合は「40cm2 × 30株」で1200株が必要ということがわかります。

このように、移植部位の状態と面積によっても植毛数は大きく異なります。1000以上の株数が基本となるケースが多いですが、限定的な部位の植毛も可能ですので、状態に合わせで移植株数を選択しましょう。

少ない株数の落とし穴

クリニックで必要な株数が思ったよりも少なかった場合、1株あたりの価格設定をしている日本のクリニックでは総額が安くなるので、喜ばれる方が多いかもしれません。

しかし残念ながら、必ずしも株数が少ないのは良いことばかりではありません

より自然で綺麗な仕上がりにするには密度を高くする必要があります。しかし、この密度をどれくらい高くできるかはドクターの熟練度によって大きく変わってきます。

そのため、株数を低く見積もられるということはドクターの熟練度が低く密度も低くなってしまい、結果として必要な株数が少なかったという可能性があります。

見積もりが安ければ必ずしも良いクリニックというわけではない点には注意が必要です。

逆に必要な株数が多かった場合、見積もりを高くするために言っている場合もあれば、より自然な完成度を実現するために密度を高くするための株数を見積もっているということも考えられます。

後者の場合は患者さんファーストなクリニックで安心ですが、前者のパターンは往々にして存在するので、クリニック選びは慎重になる必要があります。

見積りを出された際には、株数とドクターの技術を比較した上で、納得ができる金額かを確認するべきでしょう

500株で理想の髪型になれる?

上記の例からわかるように、500株を無毛部に植毛する場合、移植できる面積は10cm2(平方センチメートル)、有毛部に植毛する場合で、移植できる面積は16cm2となり理想のカバーしたい範囲を500株のみでまかなうのは非常に難しいということができます。

M字ラインや、つむじ周辺を高い密度で確実にカバーするためには、1500株~2000株程度は植毛するべきでしょう。

どうしても値段を抑えるために500株で自毛植毛をしたい場合、薄毛がもっとも目立つ部分に絞って自毛植毛をする必要があります。例えば、生え際が浅めのM字部分だけの治療であれば500株程度でも目立たなくなる程度には治療が可能です。

生涯で複数行う手術ではないため、理想の髪型になれるよう適切な部位に適切な量の植毛をおすすめいたします

500株を植毛した場合の費用

日本国内のクリニックで、500株の植毛をした場合、平均価格で65万円程「初期費用20万円+(500株×900円/株)」の費用が掛かります。しかし、500株では大金を支払うにもかかわらずお悩みの部位をカバーするには十分ではないためおすすめではありません

そこでおすすめをしたいのが、トルコに植毛手術を受けに訪れる医療ツーリズムです

トルコは2022年に100万人の外国人が植毛の医療ツーリズムで訪れる程に人気の植毛先進国であり、費用が日本の5分の1程という魅力があります。多くの場合、1株あたりの価格は設定されておらず、初期費用もありません。

価格が安いことはもちろん、トルコは植毛において世界トップの技術力を誇ります。世界的に見ても専門制の高い医師の在籍率が多く、非常に高い技術で植毛してもらえるのが利点です。

とはいえ、自分自身でトルコに行く手筈を整え、クリニックと植毛の相談を行うとなると、相応の言語能力や、現地知識が必要です。

弊社のトリモドスセンターでは、通訳、送迎、宿泊費すべて込みで、最大5000株まで植毛し放題の医療ツーリズムを、一律65万円で提供しています。

初期費用なども一切かからず、旅行に必要な費用もすべて含まれた金額のため、オプションで別途費用が必要になることもありません。部分的な薄毛だけではなく、全体的な薄毛に悩む方でも、しっかりとカバーできる量の株数をお得な価格で提供可能なツアーですので、コスパ良く安心して植毛できる環境を探している方はぜひ検討してみてください。

まとめ

自毛植毛は日本国内でも取り上げられ始めていますが、500株の植毛では満足できる効果を得られない可能性があります。頭皮の状態にもよっても異なりますが、より確実に、より自然な仕上がりを目指すのであれば、1500株前後の植毛をするのが理想です。価格が気になる方は、トルコへの医療ツーリズムを是非ご検討してみてください。

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